Preamp

プリアンプは、ディスクリアンプA12とリレーによるセレクタで構成した自作品である。ここでの音質はA12基板の初段FETによるものがあり、以前から交換比較をしたいと思っていた。現在は2SK30Aをつけているが解像度もよく、これで不満はないのだが、比較はしてみたい。
初段の2SK30Aを取り外し、ICソケットを取り付け、差し替えが可能にした。用意したFETは2SK246,2SK241,2SK117である。2SK241は通信機器などに使われるMOS-FET、2SK117は金田式に利用される。

まずは2SK246。元気な鳴り方になる。アナログカートリッジでいうとAT33系からDL-103に変えた時の印象に近い。低音も出てくる。しかし若干低音の分解能が2SK30A に比べて落ちる感じがする。
2SK117。取り付けしてもゼロ点調整ができない。結局音出しせずに2SK241へ。
2SK241。これも2SK117と同じくゼロ点が合わない。電圧が大きい。これはと思い、データシートを見るとゲートの足の位置が2SK30Aと異なる。無理やり捻るようにしてソケットに足を差し込む。無事ゼロ点が調整できた。出てきた音はというと、中低音が出てくる、他のFETに比較して空間が出てくる、音数が増えたように感じるなどの効果が見られたが、やや音がきつい。 

ここで2SK117に戻って音を出そうとおもったが、まずは2SK241でしばらく聞いてみることにした。
1週間くらい使って、エージングが進んできたせいかきつさがだいぶ和らいできた。アナログレコード特にブルーノートを鳴らすとかなりいい。特に再発のリバティ盤(Vangelder刻印)などはいい感じで、いままで音は綺麗だが低音少なめというのがいいバランスでなるようになった。
Analog

ディスクリート部品がディスコンになっているようなので、もう少しこれらの部品を確保しておいたほうが良いようだ。