先日改造したFPGA FM TUNERだが、この連休で一気に仕上げた。
ケースはいつものタカチのOSだが、お財布事情が苦しいので、今まで制作して使わなくなった機器を分解、再度加工しなおした。
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とりあえずは、ケースに配置、フロントにはひろくんから頒布してもらったThe Nice Control RE2 for FPGA tunerを装備。デジタル出力は、spdif信号をバッファを通して光と同軸で引き出した。 録音機能はラズパイを活用、林さんが作成したI2Sドライバーをインストールした。ちなみにラズパイは、初期モデルのRaspberry Pi 1 ModelBである。SDカードにOS部分と一旦録音したファイルを貯めるスペースを作ってある。一旦SDカードに記録されたファイルは、FTPで外部のNASに転送される。これもスムーズに実現できた。
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DACにはデジタル出力で入力し、DSDで変換できるようにした。TUNER本体にもアナログ出力を持っているが、DSDで聞いてみるのも面白い。TUNERの半分は開けてあるので、いずれは5,000円程度で手に入るESSか既存のFN1242のDAC基板を載せたいと思っている。その際は、I2Sのセレクタも必要かな。


録音は、基本的に
./recgo.sh
で行う。タイマー録音するときは、これをcronで起動する。

<ラズパイのcron初期設定メモ> 
 1. rsyslogの設定
cd /etc
sudo -s
nano  rsyslog.conf
cron.*              /var/log/cron.log ← cronのコメントアウトを外す
保存
sudo /etc/init.d/rsyslog restart

2. cronログレベルの設定
cd /etc/default
sudo -s
nano cron
最後の行
EXTRA_OPTS="-L 15"
を追記
保存
sudo /etc/init.d/cron restart

3. タイマーの設定
crontab -e
※nanoを選択
コマンド等を記載
例えば・・・
 59 20 * * sun /home/pi/recgo.sh Discover_Queen 45 61:00

crontab -l で確認

ステータスの確認は
sudo /etc/init.d/cron status

本機だが、リモコンも使える。これで椅子に座ったままで選局可能(NHKしか聞かないけど)
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とりあえずは、使えるようになった。ラズパイは本体と別電源で常時起動させたまま。いずれば、本体にタイマーモードを作って電源制御できるようにしてみたい。

仕事も一段落ということで、食事後にお散歩。昨日から雨風がひどかったが、夕方には晴れてきた。明日からは天気も良さそう。
散歩していると、街のほうで花火が・・
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おそらく、コロナ医療従事者応援花火なのだろう。