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一気に作り上げたバイポーラ版お気楽でないPA。出力端子にZobelフィルタを取り付けた(10Ω+0.047μF)。抵抗はタクマンの1W。コンデンサはパナのチップコンECHU。

オフセットは、電源を入れた直後は150mVくらいなのだが、1時間くらいすると落ち着いてくる。数mVに落ち着かせることは難しいのが、動きもゆっくりなのでこれでよしとした。

早速、メインのJBLへ接続してみる。音出し・・・・。

なるほど、これまで製作された先輩諸氏の感想と同じ印象をもった。とにかく中高音が綺麗。そのためか細かい音がよく聞こえる。中音は結構しっかりしている。これは帰還抵抗にNS−2Bを使ったことによる効果か。人の声がよく聞こえる。低音はというと、これもしっかり出ている。制動がしっかり効いているような感じで、結構低いところまで出ている。ハムはなし。
MOS−FET版との違いはというと低音だ。押し出しの強い低音が欲しいのならMOS-FETのほうがいい。 どちらを選べとなると難しいのだが、バイポーラ版の音に包まれるような感じは病みつきになる。空間にポッとボーカルが出る感じがある。
今、ラジオマンジャックを聞きながらエージングを進めている。放送クオリティの高さが十分わかる。
しばらくこれで様子を見てみたい。

追)まだ、電源LEDを結線していない。来週にはスイッチング電源をつないで点灯させる予定。 パネルがそっけないのもなんとかしないと。