現在メインシステムのDACは、新潟精密のFN1242 QUADにPCM2DSDで信号を送って再生するものになっている。それ以前はDAC9018SとDAC1794-3.5のアナログ部を組み合わせたものを使っていた。しかし、前記のDACが主役となった今、使わずに放置している状況だ。
これでは勿体無いということで、これに使っていないRapsberryPiとHyCAAヘッドホンアンプを組みわせて使えるようにしてみた。
RapsberryPiからDACへはI2Sで接続、ケースの空きにHyCAAアンプを設置した。電源については、RapsberryPiとHyCAAはスイッチング電源から供給することにした。DACはRコアトランスから秋月のTPS7A4700キット経由で電源を供給した。

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ハードができあがったところで、Volumio2を書き込んだSDカードをRapsberryPiに挿入起動してみる。ハイレゾファイルは無事再生された。次にたくさんの資産があるCDをFLACで圧縮したファイルを再生してみる。
ザザザーッ ( T_T)
酷いノイズになる。そのあと、Volumio1.55やRuneAudioを入れてみたが結果は同じ。途方にくれることになった。
いろいろ調べてみると、RapsberryPiのI2S出力は、44.1kHzのFlacファイルの場合、BCK周波数を32fsで出力するのだが、 9018側は64fsでしか受け取れないとうことが原因らしかった。Volumioにはそれに対応して、64fs固定のI2Sドライバーがあるのだが、正常に起動しなかった。
ネットを徘徊してみると、ちょっとした対策方法を見つけて実践している人を発見した。MPDのALSAドライバを認識する部分を変更することで対処できるとのこと。早速、指定のサイトからwgetしてMPDを書き換えてみた。結果は・・・
My MusicでのNASの設定ができないなどいろいろ不具合がでてお手上げ。それではとVolumio1.55を再度SDに転送、MPDを変更してみた。
これが見事成功。CDから作成したFLACファイルも無事再生することができた。かれこれ1週間くらい悩んでいたので、久しぶりに気分が高揚した。( ´ ▽ ` )ノ

もう少し動作確認してみる。あと、今はネットへはケーブル接続している状況なのだが、使っていないバッファローのWLI-UC-GNMを見つけたので、これで無線化に挑んでみたい。電源が心配だけど。

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