DS20_3
先日購入したKENWOOD DS-20。確かに効果がある。濁りがなくなるような感じで、ボーカルが明瞭になる。
トリオが「トランジェント負荷理論」に基づいて制作したもので、スタビライザーとしてはユニークな製品である。この手のものは、外周を抑えていることからレコードのそりの補正に使うと思われているが、外周に重量を負荷する効果と、内周〜外周をしっかり抑えることでレコードの剛性を向上させることが大きな利点だと思っている。 
取説を見てみよう。
 データのみかた
位相特性と防振特性である。位相に関しては極点をなくし、防振ではピークのないなだらかなものが良さそうだ。
ゴムシートのみ
ゴムシートだけの結果。これはダメダメだ。

ゴム+スタビ
ゴムシートにスタビライザーで少し改善されていく。しかし極点は残る。

ガラススタビ
硬質なガラスシートとスタビライザーの組み合わせ。これはすごい。位相シフトが消え、防振特性もフラットに近づく。ガラス以外にもセラミック、金属シートでも同様だろう。
実際にレコードを指で弾くとわかりやすい。スタビライザーのない状態で弾くと、プラスチック特有の軽い音がするのだが、DS−20をセッティングして弾くと、カチカチというような音に変わる。これが音の濁りを抑制しているのだろう。

DS−20は取り扱いのめんどくささ、保管に課題があるものの、効果はあるようだ。
オークションではなかなか出てこないが、相場よりやや安い価格で手に入れられたので満足感はさらに高い。

保管の方法を考えないといけないな。