ヘッドフォンアンプは、K&Rから始まり、改造したD-45に落ち着いている。改造されたD-45はそこそこいい音を奏でるのだが、バランス入力なので機器側のアンバランスとの間に変換回路?が入ってしまうため、ベストな状態とはいえない。いっそ改造に出そうかとも思ったが、ネットで面白いアンプ基板を見つけたのでそれを作製してみることにした。
基板、パーツを合わせても1万円しないコストで収まる。真空管とOPアンプのハイブリッド構成で、出力バッファはテクニクスのClassAAである。基板をスイッチサイエンスで注文、手持ちの部品と足りない部品は通販で発注した。真空管の12AU7は、昔サンエイ電機で今は亡き店主から購入した、NECのもの(LUXのアンプの保守用としてストックされていたものらしい)を使った。
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手持ちでケースがなかったので、10cm角のアルミ厚板に支柱を立てそこに基板を固定、いらなくなったアルミケースの蓋を切断し、厚板に固定した。固定したアルミには穴あけをして、スイッチ、入出力(RCA、ヘッドフォンジャック)、電源を取り付けた。ボリュームも取り付けたのだが配線ミスなどもあり、一旦取り外し入出力をショートした(プリからの出力を入力するので、ボリュームはいらない)。
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真空管を取り付けて、電源を入れると、ほのかにヒーターが光っているのが見える。困ったのが、ソケットがキツく、真空管の足が入りにくいことだ。ぐりぐりとやってみたがこれでギブアップ。あまりやると足の付け根で真空が破れるのでこれくらいで我慢することにした。
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バッファのOPアンプ。組み合わせで結構音が変わる。使ったヘッドフォンは、SONYのMDR-900ST。電源は秋月のACアダプタ。
まずは定番LM49720+LM49720。力があるが、透明感に乏しい。もう少し色が欲しい。
 次はJRCの2114DD+2114DD。中高域が一気で出てくる。高解像度。いろんな音が聞こえてくる。でも、少しきついかも。
LM49720+2114DD。LM49720は同等品のLM4562を使う(間違えて取り付けただけ)。これはなかなか良い感じ。超高解像度。うるさくないし、中高域までぐっと伸びて歪み感もなし。こんなに音が入っていたのかと思えるような鳴り方をする。当面はこれに決定。
OPA627もあるので、これも試してみたい。発振したりして。

HyCAAアンプは期待以上の音質だ。仮のケースでしばらく運用、早々に専用ケースを用意して納めてやりたいと思う。これに気をよくして、再度スイッチサイエンスに基板を注文。余っているDACに内蔵したいと思っている。