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この2枚はビリー・ジョエルのストレンジャーだが、左は輸入盤、右はマスターサウンドである。

この2枚のプロフィールはというと、
左:輸入盤
①CBS US盤
②Masterdisk機械刻印、手書きRL 両面
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右:SONY MasterSound
①ハーフスピードマスタリング、輸入メタルマザー
②A面Sterling機械刻印
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となる。
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通常、輸入盤で本アルバムを購入するとSterling盤であることが多いので、MasterSoundはその系列のものと思われる。
さて、気になるのがこれらの比較である。
まずはMasterdisk盤。元々600円くらいで購入したこともあり、ノイズが酷い。クリーニングをするとかなり改善された。音はというと割と低音が迫るように出てくるように感じる。音がふわっと広がる感じでもないようだ。残念なのが、A面4曲目のカッティングミスなのか、ループにはまってしまう。
次はMastersound盤。一聴して広がりのある音だとわかる。ボーカルも明快である。ほとんどの人がこちらの音を好むと思う。RL刻印盤が今回意外にも大したことがなかったのは、盤の劣化のせいもあるのだろう。

The Strangerはいろいろな音源を保有しているが、今回の音源はなかなか良いものだと思う。