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エソテリックの6 GREAT JAZZを手に入れた。Blue Noteレーベルの代表作をマスターテープからDSDに起こしたものをSACD化する企画である。マイケル・カスクーナが監修しているようではないので、どのレベルのオリジナルマスターを使っているかは不明(オリジナルのマスターテープは社外持ち出し禁と思われるため)。オリジナルマスターから起こしているアナログ、CDといえばMusic Matersとaudio waveの作品がある。両者ともマイケル・カスクーナが企画に参加し、オリジナルのマスターテープからケビン・グレイ、アラン・ヨシダがマスタリングしている。前者は、33回転のシリーズと45回転のシリーズがあり、マスターはこんなに音がいいのかと実感させてくれる。また後者はディスクはCD規格だが、XRCD24、K2テクノロジーを採用している。 両シリーズの良いところはちゃんと機材まで記録があり、中の写真、ジャケット等もオリジナルから興しているので画質がとてもよい。
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これらとアナログ、キング盤、RVG刻印盤(といってもSTEREO盤)を聴き比べると、キング盤、RVG刻印ともに極端な中域が中心の味付けになっていることがわかる。 オーディオ的、生々しさという点では、復刻盤のほうが圧倒的に優れている。audio wave盤は音質がとてもよいので、ほぼコレクションを購入した。アナログのほうもお金があれば是非揃えたいのだが・・・。
さて、今回のエソテリックの6 GREAT JAZZはどうなのだろうか。ちょい聞きで鳴らしてみる。確かに音質がよい。空間レベルで音が広がるように聞こえ、楽器も明瞭だ。ただ、Music Matters、audio waveと比較するとほぼ同じ傾向だが、管楽器系の押し出し感(マイクのダイヤフラムが風圧で叩かれるような感じ)が薄いような気がする。これを聞いてから、アナログを聞くとFMからAMに切り替えたような感じになる。
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ジャケットを比較してみると、色合いが全く異なるが、ここはあまり力が入っていないよう。
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6 GREAT JAZZは、SACDの6枚組で税込21,000円。高いか安いかについては、audio wave盤の価格などから考えると安いと思う。すでに生産が終了し、流通在庫だけだが買いのソフトだと思う。