毎年恒例のCEATEC JAPAN2015へ行ってきた。エレショー時代からずっと行っているので、最近の日本メーカーの弱体化は年々ひどくなっていることを感じている。今年は大手家電メーカーはシャープ、パナソニック、三菱、NEC程度で、SONY、東芝、日立など新技術で一世風靡したようなメーカーの姿はなくなっている。もうかなり前からだが、新技術や新規格で大手メーカーグループが競い合うようなこともなく、どこも同じような感じで今あるもののバージョンアップレベルの展示が多い。

さて最近何かと暗い話題の多いシャープだが、結構力の入った展示になっており、人もシャープブースに集まっている。
その中で注目を浴びていたのが、ロボホン「RoBoHoN」 だ。
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 シャープのスマホ技術を高橋智隆のロボットに入れ込んだものだ。電話の機能だけでなく、コミュニケーション機能やプロジェクターも有する。コミュニケーション機能はSiriとは違い、聞かれたら答えるというものでなく、双方向のやり取りを可能としている。プロジェクターを映すときは、やや前かがみになるなど演出的にもかなりよくできている。また、電話があると、勝手に電話しやすい形に変形するなど動きもかなり凝っている。また、写真のようなおしゃれも可能にしているようだ。
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液晶にかんしては、8Kが中心。それに加え今年はHDRが肝であった。
まずはNHK。
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シャープとの共同開発らしいが、HDRがONになったときの映像のリアルさが感動もの。暗い場面もよく映し出し、実際の視覚に近い感じがする。
次はシャープ。
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 8Kはやりリアリティーが違う。でも実際に家庭に入るかどうかは値段次第か。

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これは中国のBOEの10K。すごいのだが、中国系は画質がいまいち。

パナソニックは昨年に続きテクニクスブランドで独立したブースを出している。デモは昨年に比べると、著しく貧弱だったが今後の製品を期待させるものだった。
まず、注目はターンテーブルだろう。朝日新聞がDJ用なんとかと相変わらず馬鹿な記事を書いていたが、これはハイエンド用に作られるのだろう。まだイメージだけで、トーンアームはない。現状やっとモーターの開発を始めたところで、プレイヤーとして形になってくるのはずっと先の話になるらしい。
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そして新製品で出したコンポ。ハイレゾ、DSDも対応する。ただし、ディスクメディアはSACDに対応しない。すでにSACD関連のパーツは減産になっており、これから新製品として取り扱うことが難しそうだ。なぜか、電源ケーブルがアキュフェーズのものがついており、ケーブルで音が変わるという遊びをあえて残したそう。スピーカーのせいかあまり音が・・・。ウーハーが欲しいかな。
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あとはDTSブースでデモディスクをもらったり、EPSONの漆黒プロジェクタのデモを見たりしたが、どこも比較的空いていて、並ばずに見れるところも結構あった。

以前のようなお祭的な感じはなくなり寂しい限り。幕張でなくてビックサイトでやればよいのに。疲れた。