スピーカーからのブーンという音。ちょっと気になるほどのボリューム。試行錯誤の結果、アンプになにも接続せず、バイアス電流を低めにすると気にならないレベルになる。
これでプリとケーブルで接続するとぶーんと大きいレベルになってしまう。 ケーブルを変更しただけでも、その音量は変化する。自作のモガミよりオーテクの映像ケーブルのほうが明らかに低い。モガミはプリ側のシールドをマイナスに接続するなど一応スタンダートと思われる作りにしている。

今回、プリやその周りをチェックしてハムの原発を探すことにした。パワー単体でも少量あるのでそれは無視。まずはプリから。
まずはシャーシーにアースが取れているかどうかをテスターで調べる。ところがどこを測ってもキロオーム台の抵抗があり、アースがうまく落ちていないような結果。アースは電源スイッチのところかシャーシに落ちているのだが、そことケース、RCA端子の抵抗を見ても高い抵抗が見られた。いろいろ探索してみると、
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 このネジのところでうまくアースが繋がっていない。ネジの接触する部分をヤスリで磨いてから締めなおすと、一気に抵抗が低下、数〜30オームくらいまでの値になった。入力ー出力のマイナス間でも今までのような高抵抗になっていない。これで改善する?のでは。バラックでの接続では、大幅にハムが減っている。
セッティングを終えて音出しをしてみると・・・
ぶ〜ん
がっくり。なにかの拍子に大きなハムがでる。
次はプリに接続されているものをチェック。つけたりはずしたりして犯人を探してみると・・・、どうもDACが怪しい。DACを入れると急激にハムがでる。とは言ってもそれも不安定なのだが。DACのアースはしっかりしているようだ。

結局どうやってもだめなようでお手上げ状態になってしまった。ここではっと思ったのだが、ケーブルでハムの状況が変化するので、プリ⇄パワー間の接続に使うモガミを逆接続したらどうかなということだ。つまりシールド側をパワーにしてみるのだ。
ケーブルをつなぎ直して恐る恐る電源を入れてみると・・・・。ハムがかなり低くなって安定している。これくらいなら我慢の範囲。多分バイアス電流を下げれば、もっと下がる可能性が。
納得いかない結果だが、結果オーライということでこのセッティングでいくことにした。ついでに擬似T型アッテネータをはずして通常のボリューム接続に変更。これでボリュームを絞り切っても音がでることはなくなる。
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ついてに気分転換にプリの初段FETをK30に戻した。K117は少し音が硬い。

すべての接続を終えて早速試聴。なかなか良い感じだ。聞きやすい。下も上も綺麗に伸びており、美音になっている。

素人の作業で何が何だかよく分からなかったが、うまくいったようだ。

今週はもう一回、映像関連のお楽しみイベントを用意している。今から準備を始めよう。