最近巷でSiCを基板とした素子がオーディオ的に良いという記事をよく見かける。オーディオ用として開発、販売を計画しているメーカーもあるようだ。これだけよく話に出てくるのであれば、一度試してみたいと思っていたが何しろ値段が高い。ずっと様子見をしていたが、秋月でRohmの素子を300円で売っていたので早速購入した。順方向に流すことができる最大電流の時間が10μsと異様に短い気がするが、プリのLED電源は大容量のコンデンサを抱かせていないので問題ない?だろう。
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 もともとついていたSi-SBDを手こずりながらも取り外し、SiC-SBDに交換した。交換後基板上のブリッジ回路を何度も確認したのち、プリに再度設置した。まず恐る恐る電源にスイッチを入れてみる(MOSFETでの失敗が続くので・・・)。LED電源のLEDが問題なく明るく光った。出力の端子にテスターを当てると正負ともに15Vであることも確認できた。素子に触っても(ショートに注意)特に熱いということはない。問題なさそうだ。

最後にプリアンプであるA12ディスクリ基板に電源を接続し、早速試聴した。

 低音がよく出るようになり、音階がよくわかるようになった。中音域の音数が増えて、高音が耳にきつい感じも全くない。結構ボリュームを上げても疲れない音だ。全体的に静かになったような感じがする。

Siとの同時比較をしたわけではないので上記の評価はどうかとは思うが、 まずは損をしたような結果にはなっていないと思う。DACなどほかのアンプ部のSiCも今後進めていきたいが、素子の値段がもう少し安くなってくれるとありがたい。

追)今、FPGA FMチューナー ⇒ PCM2DSD ⇒ DAC1242-5経由で試聴している。やはり重低音がかなりでる。ボーカルの抜けもいいみたいだ。