相変わらず、完成といえるまでの状態になっていない。

問題はアイドリング電流がプリアンプのセレクタの位置で暴走してしまうことだ。出力オープンで調整をしても、セレクタでたとえばCDなどを選択すると、アイドリング電流がどんどん上がっていってしまう。そもそも帰還抵抗にコンデンサをパラると電流が制御できなくなる。これについてはもともと必要ないものかもしれないが、前述のバイアスについてはなんとかしたい。
いろいろ調整してみるとアイドリング電流を3mA以下にするとセレクタの位置に影響受けにくいようだ。 現在2.5mA程度で調整しているが、これまでのような挙動はないようだ。アイドリング電流はトランジスタの動作にとってほんの少しでも流れていることが重要なような感じがするので、これでいいのかもしれない。省エネでもある。

今回の製作では回路知識の乏しさに泣かされた。少しずつ勉強する必要がある。
来年は帰還抵抗などの部品の選考をして、音作りをしていきたい。