自作のオーディオ機器の電源部は、LEDで構成されるLED電源を使っている。Prost氏のHPで拝見させてもらい、それを模倣している。これまでの電源との違いは、音の伸びに無理がないところである。電源を聞き比べしたが、ディスクリートの精密電源と明らかに鳴りが変わる。ただし音質については各人の好みの問題もあり、ディスクリート電源も悪くない。
これまではユニバーサル基板で作製していたのだが、提案者のProst氏から基板の頒布を受けたのでそれで2セット組み立ててみた。電圧は±15Vで、青色LEDのものと、赤、緑混在のものを作製した。これまで何回も組み立てをしているが、どうもLEDの極性が思っているのと違っていて1日がかりの作業となってしまった。また青色LEDはチップタイプにしたのだが、VTのばらつきが結構あり電圧を合わせるのにとっかえひっかえで苦労した。また、基板のランドが思いのほか小さく正確な半田を施すのにかなり苦労した。
完成した基板が下記のものである。
ledpower

右が青色、左が混在タイプである。青色のほうはLEDをとっかえひっかえしたのでほぼ15Vジャスト、混在のほうはやや低く14.8Vくらいとなった。
次の製作を検討しているDACについては、これをアンプ部に使用する予定。